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    不動産屋が考える良い物件の条件とはpart3
    安すぎる家賃で良い物件はあり得ない

    稀に相場から1万円前後も安くなっている賃貸物件があります。一見非常に安い為、目を引きます。また実際に写真などの確認をしてみて、そんなに問題があるような物件には感じませんので、とにかくお宝物件のように感じてしまう事があります。また家賃だけではなく初期費用に関しても極端に安くなっている物件があります。こちらもぱっと見では問題ない物件のように感じます。しかし、この世には適正価格というものが存在します。安かろう悪かろうではありませんが、安いという事はそれなりのクオリティのものしか提供が出来ないという事です。こういった相場より明らかに料金が安い物件は、クロス・フローリング・その他のメンテンナンスの材料などのすべてが安物で仕上げられています。結果として、内見してみてじっくり観察してみると分かるのですが、クロスの材質が非常に粗悪で薬品のような強い匂いを発しており、またフローリングのワックスも安物でシンナー臭かったりします。内見するとその粗悪さやチープさに気づきますが、急いで内見している時などは気付かない場合もあり、実際に住んでみて気づくことがあります。そうなってからでは後の祭りです。

    極端に割高な物件にも注意が必要

    安さとは逆に割高になっている物件も多いです。真剣に物件探しをしていれば、こういった割高物件に住む事はほとんどありませんが、急いで部屋を決めてしまうと明らかに相場より割高な物件に住んでしまう事にもなりかねません。特に注意が必要なのが、実際に割高物件というのは想像よりはるかに数が多いという事です。大家さんは最初に募集する時はある程度高めの家賃で募集をかけます。そして何か月か人が集まらなかった場合に少しづつ条件を下げていくのです。したがって探す側でしっかりと相場の目利きが出来なければ、運が良くない限りは割高物件に住むことになる事が多いです。また一見割高に見えなくても、間取りのデットスペースが多かったり周辺環境の悪さなどを考慮するともう少し家賃が安くても良いかなという物件はかなりの数存在ます。そういった物件にまどわされる事なく部屋探しをするため、しっかり時間を使って部屋探しを行うか信頼のできる不動産屋に依頼する事が一番です。

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